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ノートPCにVineLinux2.6をNFSインストール    (2003/01/26)

 またまた中古パソコンを買ってしまいました。いったい何台目なんだ。
今度のはIBMのThinkPad380Eってやつで,MMXペンティアム150MHz48MB2.1GB,FDDは内蔵ですがCD-ROMドライブはありません。
でも消費電力は最大でも35Wだから,サーバにはうってつけじゃありませんか。
これが\12,800でネット販売されてたんですよね。気がついたら「ショッピングバスケット」の中に入ってました。ははは。

さて,このPCにはCD-ROMドライブがありませんから,CD-ROMドライブのある別のLinuxマシンをNFSサーバにしてネットワークインストールしてみましょう。

インストールディスクの準備
まずノートPCを起動するインストールディスクを作ります。
VineLinux2.6r1のCD-ROM(雑誌の付録)をWindowsマシンに入れて,CD-ROMのimagesディレクトリの中にある pcmcianet.img (ネットワークインストール用起動ディスクのイメージ)とdosutilsディレクトリにある rawrite.exe を C:\にコピーします。

C:\rawrite
Enter disk image source file name : pcmcianet.img
pcmcianet.img : No such file or directory

新しいFDをドライブに入れて,コマンドラインから rawrite とタイプすると,イメージファイル名を聞いてくるので pcmcianet.img とタイプすると,「そんなファイルはないぜ」って怒られてしまいました。

C:\rawrite
Enter disk image source file name : pcmcia.img
Enter target diskette drive : A:
Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :
どうやらファイル名が長すぎるようです。 pcmcia.imgとリネームしてからもう一度rawtiteするとこんどはうまくいきました。


NFSサーバの準備
 しばらく電源を入れてなかったサーバ1号機(VineLinux2.5)をNFSサーバにしてやることにしました。 まずVineLinux2.6r1のCD-ROMを入れ,
公開するディレクトリを設定ファイル「/etc/exports」に次のように記述します。
/mnt/cdrom *(ro)


*は「どのIPアドレスからもアクセス可能」,roは「リードオンリー」を意味しています。
次に,Webminで「システム」→「起動およびシャットダウン」と進んでnetfsnfsportmapの3つを起動しました。
# mount /mnt/cdrom
コマンドラインから このようにタイプして,CD-ROMをマウントします。
ドライブのアクセスランプがつきました。よしよし,いいぞ。


ノートPCを起動してインストール開始
 メルコのLANカード(LPC2-T)をPCカードスロットに入れ,さっき作ったインストールディスクをFDドライブに入れてノートPCを起動します。
インストーラはちゃんとこのLANカードを認識してくれました。
メモリも少ないし,textモードでインストールすることにしましょう。
 どこからインストールするか聞いてきますから,NFSイメージを選びます。次にNFSサーバのIPアドレスとディレクトリが聞かれますから,このNFSサーバのIPアドレス 192.168.0.5 と ディレクトリ
/mnt/cdrom を入力してやります。
画面がぼや〜んとしてるのは,DSTN液晶だからですね。キャラクタが読めれば十分なんだけど,ちょいと情けない。
ノートPCの方は「DHCPサーバからIPアドレス取得」を選択してインストール開始です。

 インストールタイプは「ラップトップ」を選んでおいて,詳細表示の中でいくつか削ったり足したりして合計950MBくらいになりました。インストール終了までに40分くらいかかったかな。 インストール終了後,再起動。
ところが,kernel2.4で起動するとLANカードを認識しないんです。
ドライバの読み込みで失敗してるみたいなんですが,よく分かりません。(^_^;)
kernel2.2だと,ちゃんと認識するんですがねえ。ま,とりあえず2.2で行くかな。
IPアドレスが取得できない
 kernel2.2だと,ご覧のようにLANカードのリンクLEDやハブのLEDも点灯しています。
安心して #apt-get update したらエラーが出ました。そこで,Windowsマシンに入れてあるLAN用ツールでpingが通るPCを探してみたんですが,このノートPCがリストアップされません。
「デフォルト設定だとデーモンの起動順序でnetworkの後にpcmciaがくるからダメなんだ」
というのをどこかで読んだ記憶があるので, とりあえず
#/etc/rc.d/init.d/network restart
してやりました。 ところがこれでもダメ。DHCPクライアントがうまくはたらいてないんでしょうか。
仕方がないので固定IPアドレスを振ってやることにしましょう。

DEVICE=eth0
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=no
 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 は左のようになっていたので,これを以下のように書き換えました。

DEVICE=eth0
BROADCAST=192.168.0.255
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.0.0
IPADDR=192.168.0.10
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=none
networkを再起動してやると,無事IPアドレスが決まってpingも通るようになりました。やれやれ。

しかし,それでもこのノートPCからインターネットに接続できません。なんでだろ?
コマンドラインで打ち込むのも疲れてきたので,Webminでやりましょうか。

Webminにログインできない
/etc/webmin/miniserv.confを編集して,リモートからWebminにログインできるように設定し,ブラウザでhttps://192.168.0.10:10000/にアクセスすると,Webminのログイン認証画面が出ました。
ところがrootのパスワードを入れても「パスワードが違う」と拒否されてしまいます。ふざけんなよ,こら。
ググってみたら,この問題はFAQだったようで,解決法はすぐ見つかりました。Webminのroot用パスワードを再設定すればいいんです。あたりまえすぎるぜ。

# /usr/libexec/webmin/changepass.pl /etc/webmin root himitsu
これでOK。パスワード「himitsu」で無事ログインできました。

やっとインターネットに接続できた
 インターネットに接続できている他のLinuxマシンと比較してみたら,ココが違いました。
「ルーティングとゲートウェイ」設定画面で「デフォルトルータ」が「なし」になっていたのです。
これを「192.168.0.1」と修正すると,無事インターネットに接続できるようになりました。
はあ,長いみちのりであった。(^_^;)
ところでこの設定ファイルはどこにあるんでしょうな。Webminを使ってるとそういうことが分かんないからいけませんね。

デーモンの起動順序を修正
 上に書いたデーモンの起動順序問題をちゃんと解決しておきましょう。
これはWebminのファイルマネージャで見た /etc/rc.d/rc3.d の中身です。
これはランレベル3用で,sの付いたデーモンが昇順に起動してきます。
現在はpcmciaがs45,networkがs10ですから,これを逆にしてやります。
つまりpcmciaの方をs10,networkの方をs45にリネームしてやればOK。
これで,pcmciaのLANカードを認識してからnetworkにupするわけです。めでたし。


kernel 2.4で起動できた   (2003/02/02)
vine-users MLで,「kernel 2.4で起動するとLANカードを認識しない問題」の解決方法を見つけました。
[vine-users:056721] Re: pcmciaの認識 に書いてあるように,/etc/rc.d/init.d/pcmcia の80行目あたりを以下のように書き替えてみました。

if [ $PCIC != yenta_socket -a $kernel = 2.4 ]; then
   PCIC=yenta_socket
fi
PCIC=i82365 ←これを書き加える

これでOK。
再起動してやると,ちゃんとLANカードを認識してくれました。(^-^)v
どうも古いパソコンだとyenta_socket ってのが使えないらしいですね。なんだかよく分かりませんが・・・。
よーし,しばらくはこのノートパソコンでWebサーバを運用してみるかな。



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